地元の食材を使った、おやさいクレヨン(仮)⁉ ~食以外への挑戦~

ホテルアークリッシュ豊橋総料理長今里さんに東三河産の食材を使った商品開発をお伺いしていたところ、
他の商品とは毛色の違う、東三河の食材を使ったクレヨン、「おやさいクレヨン(仮)」に出会いました。
そうなんです!東三河の食材を使った商品開発なんですが、食べ物ではないんです。
この記事では、東三河産の食材を使った、食以外への挑戦について紹介させていただきます!

なぜクレヨンに行きついたのですか?

商品開発にあたり、方向性を変えて挑戦したいと思っていたことと、
画家の松井守男さんが廃棄野菜の粉末で絵を描いたという記事を見て
SDGsな取り組みだと感銘を受け、クレヨンで挑戦してみようと思いました。

おやさいクレヨン(仮)のこだわりを教えてください。

わざと食材の優しい色を残していることが特徴です。
これが野菜の本来の色であり、その色味を守りつつ、
表現していくことが重要だと思っています。
また、口の中に入れても問題ないようにクレヨンに必要不可欠な油も食用のものを使用するなど、
お子さまのご使用の場合でも安心できるようにこだわっています。
やるからにはSDGsも意識していきたいと思っています。
例えば容器も脱プラスチックにしたらどうだろうか?または新聞包装にしたらどうか?
など、今も議論を重ねています。

今後の展望について

お子さまにも安心して使って頂ける商品ですので、東三河の幼稚園・小学生に
置いていただけたらと考えております。 <br> 多くの人に東三河の生産物を知っていただきたいという考えから
地域外の方にもお届けできるような販路も形成していけたらと考えています。
また、今後は野菜だけでなくフルーツを使ったクレヨンにもチャレンジしていきたいです。
そのため現段階では、おやさいクレヨン(仮)と、お伝えさせて頂いております。

おやさいクレヨン

取材担当者から

まさか、ホテルアークリッシュ豊橋の総料理長の今里さんが
クレヨンを手掛けているとは思いもしませんでした。
試作品を見せていただき見ましたが、野菜本来の優しい色がでており、フルーツの展開も楽しみです。
東三河の食材を使っておいしいを提供するだけではなく、
サステナブル・持続可能な地域社会への挑戦もされており、
まさに東三河フードバレー構想のフードクリエイター3.0の人物像とリンクしていると感じました。